鳥にちなんだ諺を編集しました。
2005年は、酉年です。
そこで鳥にちなんだ諺を編集しました。
とり梅 のおっちゃん。 by「金田一春彦」
「鵜(う)の真似をする烏(からす)」
「鵜の真似をする烏」
烏(からす)が、姿の似ている鵜の真似をして水に入り、溺れてしまうという意味から、自分の能力、身の程を顧みないで人の真似をする者。また、そのような真似をして失敗する者のこと。
「鵜(う)の目鷹(たか)の目」
「鵜の目鷹の目」
鵜が魚を漁(あさ)り、鷹が鳥を求める時の目付きのように、鋭く物を捜し出そうとする目付き。
類:●血眼(ちまなこ)
「燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志(こころざし)を知らん」
「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らん」
燕や雀のような小鳥に、菱食(ひしくい)や鵠(くぐい)のような大きな鳥のことが分かろうか。つまり、小人物には大人物の大志を悟ることなどできはしないということ。
「 鴨(かも)が葱(ねぎ)を背負(しょ)って来る」
「鴨が葱を背負って来る」
鴨が葱まで背負ってわざわざやって来たのですぐに鴨鍋が食べられるという意味で、相手の行動があまりにもこちらの思惑通りで、こんな好都合はないという状況。
「烏(からす)に反哺(はんぽ)の孝(こう)あり」
「烏に反哺の孝あり」
烏は親鳥に養われた恩を親鳥の口に餌をふくませて返すと言われるところから、鳥や獣でさえも育てて貰った恩に報いるものだということ。
類:●烏は親の養いを育(はぐく)み返す●烏哺(うほ)
「雉(きじ)も鳴かずば撃(う)たれまい」
「雉も鳴かずば撃たれまい[=獲(と)られまい]」
無用な発言をしなければ、禍(わざわい)を招かずに済むということ。余計なことをしたばかりに、己に災害が降り懸かること。
類:●鳥も鳴かずば撃たれまい●口は禍の門
「鶏群(けいぐん)の一鶴(いっかく)」
「鶏群の一鶴」
たくさんの凡人の中に、優れている人が1人だけ混じっていること。
類:●掃き溜めに鶴
「鶏口(けいこう)となるも牛後(ぎゅうご)となる勿(なか)れ」
「鶏口となるも牛後となる勿れ」
大きな団体の属員になるより、小さな団体でも、その頭(かしら)になる方が良い。
類:●鯛の尾より鰯の尻尾●
「鶏鳴狗盗(けいめいくとう)」
「鶏鳴狗盗」
1.鶏の鳴き真似をして人を騙(だま)したり、犬のように物を盗んだりする、卑(いや)しい者どものこと。
2.「史記」の故事から、どんな下らない技能でも、役に立つことがあるということ。
故事:「史記?孟嘗君伝」 秦の昭王に捕えられた斉の孟嘗君が、既に王に献じてあった狐のかわごろもを狗(いぬ)の真似をする食客に盗み出させて、王の寵姫に贈り、その取り成しで釈放され、逃れて夜半に函谷関に来たが、そこには鶏鳴までは開門しない掟があったので、鶏の鳴き真似が上手な食客に鳴き声を出させ、群鶏をそれに和させるようにして開門させて脱出することができた。
「雀(すずめ)の涙(なみだ)」
「雀の涙」
ごく僅(わず)かなものの喩え。非常に少ないこと。 例:「雀の涙ほどの退職金」
類:●姑(しゅうとめ)の涙汁●蜂の涙ほど
「雀(すずめ)百(ひゃく)まで踊(おど)り忘れず」
「雀百まで踊り忘れず」
雀は死ぬまで飛び跳ねる癖が抜けないように、幼い時に身に付いた習慣(特に道楽の類)は、年を取っても直らないということ。
類:●三つ子の魂百まで●習い性となる●
「立つ鳥跡(あと)を濁(にご)さず」
「立つ鳥跡[=後]を濁さず」
立ち去る者は、自分が居た跡を見苦しくないように、良く始末しなければならない。また、退き際が潔(いさぎよ)く綺麗であること。
類:●鷺は立てども後を濁さず●飛ぶ鳥後を濁さず
反:●旅の恥は掻き捨て●後は野となれ山となれ●旅の恥は弁慶状
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